全国の工務店訪問

小林住宅工業 【神奈川県】

今月よりスタートした、はうすコンビニスタッフによる全国の工務店訪問。
初回訪れたのは、神奈川県横浜市の西に位置する株式会社小林住宅工業。
1971年設立、創業35年の老舗である。
15歳の時から大工職人として修行を重ねた後、同社を設立した小林康雄社長に同社の特徴である「自然素材でつくる家」について伺ってみた。

- 「自然素材でつくる家」とは?

手間をかけ正直につくる質実な家です。
合板や集成材は使わず、構造材から仕上げ材まで木材はすべて無垢材を使用。
壁や天井の仕上げ材、断熱材にいたるまでも、化学物質を含む材料は使用していません。
手間と専門技術をきちんと注いで、親子3代にも受け継ぐことができる百年品質をめざす住まいづくりです。


- それを始めたきっかけは?

シックハウス症候群が騒がれ始めた平成8年に環境破壊の講演を聴き、化学物質にまみれた住宅環境に強い危機感を感じました。
せっかく何千万円ものローンを組んで手に入れた家がシックハウス症候群になるような家だったらどうしますか?
大人はまだいいとしても、被害を受けるのは抵抗力が無いうちに化学物質を浴びる子供達なんですよ。
家づくりにたずさわる者としては住む人の健康と幸せが最優先です。


- 構造材には相当のこだわりがあるそうですね

紀州 山長商店から厳選された無垢材を直接仕入れています。
山長商店では種や苗の段階からこだわり、構造材としての長所を出せる木材を作り続けてきました。厳しい規定を設定し、一本一本に品質が記された山長の木材は、天然木としては一般的に取れないといわれていたJAS規格も取得しています。
集成材と比べると高価になりますが、流通コストをカットすることで一般住宅並みの価格で販売すること出来ました。


- お客様の反応はいかがですか?

お子さんやご主人、奥さんにアトピーやアレルギーの問題を抱えている家庭の人などからは安心して暮らせるようになったと喜んでいただいております。
先日、当社で家を建てられたお客様とおこなった食事会で、「困ることがある」と言われました。遊びに来た友達がなかなか帰らないそうです(笑)。
天然木の持つ独特の香りと暖かみが、居るだけで心地よい感覚になるんでしょうね。
他にも、私どもは「経年美」と呼んでいますが「長く住むにつれ独特の風合いが出てきた」とよく言われます。
集成材の場合は汚れ・傷になるものが、天然木の場合は風合いになるのですよね。

取材に同席していただいた「顧客室スタッフ」の清水さん。
入社してまだ1年くらいだが、木材の良さを強く実感されているそうです。

- 今後、目指す家造りは?

来年からは、「自然流(じねんりゅう) 健康の家」という考え方に基づく家造りをもっと広めていこうと考えています。
NPO法人(SHS友の会)としても他の工務店とコラボレーションして、お客様の笑顔が生まれる家造りを実現するための積極的な活動をしていきたいと思っています。

- これから家を建てようと思われている方へ、工務店選びのアドバイスを一言!

まずは、お客様が家造りに関する勉強をすることが大事です。
そこで生まれた様々な疑問や質問と、価格や間取りなどの希望条件を箇条書きにして工務店まで持って行きましょう。
工務店もできるだけ数多く回ること。
その中から、自分の質問に対して納得いく回答が得られるかどうかが判断基準になるかと思います。
当社に来られるお客様は最低でも20〜30件と相当な数の工務店を回っておられますよ。
また、出来れば経営者の方ともお話ししてください。
工務店の経営者といっても大工出身の方や営業出身の方など様々です。それぞれの特徴を把握し、お客様の要望を伝えてみてください。
他にも、瑕疵保証の対応がしっかりしているかなども、事前に確認されたほうが良いですね。

小林住宅工業の企業理念は「笑顔の創造」
その名の通り、取材にお伺いしたときも若い社員の方が笑顔で迎えてくれました。
商談スペースの横には木製のままごとセットが設置されている。
木にこだわりを持つ同社ならではの心遣いを感じられる。

最近はモノで健康を維持しようと考えている人が多く、床暖房などの要望が多いとのこと。
暑ければスイッチを入れ、寒ければスイッチをという生活をしていたら、人間本来の機能が向上せず抵抗力もどんどん下がっていく。
小林社長自身もめったにクーラーを入れなとのこと。
自然界から生まれた人間は、空気や湿度を吸ったり吐いたりする自然素材に包まれるのが一番の健康の秘訣だそう。
協同組合匠の会理事長(2004年任期満了にて退任)、シックハウスにしない家づくり「SHS友の会」会長などを歴任し、自然素材の家づくりの普及に努めてきた小林社長の長寿・健康のための家づくりに対する熱い思いを感じることができた。

施工例

横浜市瀬谷区上瀬谷 S邸
2002年9月竣工
「無垢材の木の床と広い窓、そして高く梁のある天井・・・。キッチンで料理をしていても、窓から遠くに目線を移せば、秩父の山並みが見える。ここが今一番のお気に入りの場所」
奥様よりお喜びの声をいただきました。

株式会社小林住宅工業

代表者 代表取締役 小林康雄
住所 神奈川県横浜市瀬谷区南瀬谷2-2-20
TEL 045-303-1230
FAX 045-303-1435
E-mail koba@kobajyu.co.jp
営業エリア 神奈川県
主な工法 在来木造工法
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